7月14日のオールスターゲーム第1戦で、横浜DeNAの筒香嘉智外野手(25)が4回に同点となるソロホームランを放ち「シーズン中にとっておきたかった」とコメントした。
1点差を追う4回、セ・リーグの4番を務める筒香は、パ・リーグ2人目の西武・菊池雄星投手(26)からレフトスタンドに同点ソロ。試合を振り出しに戻した。直後にインタビューに応じると、左方向へのホームランに「今年はシーズン中にレフトにはまったく打っていなかったので、シーズン中にとっておきたかったですね」と笑った。投手が同学年の菊池だったことについては「高校の時から知っている投手ですし、打てて良かったです」と刺激し合う相手からの一発を喜んだ。
前半戦はなかなか調子が上がらず、打率.274、ホームラン12本という数字は残しているものの本来の力を発揮しているとは言いがたい筒香。昨年44本を記録した大きな要因である“レフトへのホームランの増加”が復活への鍵だと言われている。オールスターで放った理想的な1発が、勘を取り戻すきっかけになれば、後半戦は期待できそうだ。
◆放送予定 AbemaTVでは、オールスターゲーム2試合を試合前のホームラン競争から完全生中継する。
0コメント