水泳の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)は25日、女子200メートル個人メドレーの決勝が行われ、大橋悠依(東洋大)が2分7秒91の日本新記録で銀メダルを獲得した。今井月(豊川高)は2分9秒99と自己ベストを更新し5位に入った。
レース後インタビューに応じた大橋は「とにかく思い切っていこうと思って、自分のことだけに集中してがむしゃらに泳ぎました。準決ではベストで泳げなくて、ちょっと不安な面もあったんですけど、とにかく調子はいいことはわかっていたので、自分を信じて泳ぎました」と最初は涙ぐみながら語っていたが、次のレースについて尋ねられると「4個メ(400メートル個人メドレー)に向けてもいい経験になったと思いますし、しっかりと自分の力がついてきているのを実感できたので、すごいよかったです。前半からぶっ飛ばして、自信を持っていくしかないと思うので、しっかりと自己ベストを更新していい色のメダルを取れるよう頑張りたいです」と最後は爽やかな笑顔で次のレースへの抱負を語った。
女子100メートルバタフライの池江璃花子(ルネサンス亀戸)は57秒08で6位となり、初のメダル獲得はならなかった。男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)も、メダルまでわずか100分の5秒届かず59秒10で4位に終わっている。
26日に行われる決勝(午前0時20分よりAbemaTVで生中継)に登場する日本人選手は、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)。準決勝は53秒02で4位に入っており、メダルも狙える位置につけている。
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