26日、水泳の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)では競泳8種目の準決勝と決勝が行われ、3つの世界記録が生まれる“世界新ラッシュ”の夜となった。
この夜最初の世界新記録が生まれたのは、男子50メートル平泳ぎ準決勝。予選で世界新をマークしていたアダム・ピーティー(イギリス)は、それをさらに上回る25秒95の驚異的な世界新記録を樹立。このレースについてAbemaTV(アベマTV)でゲスト解説を行ったサッカー解説者の松木安太郎氏は「ほら(タッチのタイミングが)ピッタリだよ、ね!」と、記録更新の要因が、ゴール前の伸びであると鋭く分析した。
続いて行われた女子100メートル背泳ぎ決勝にはカイリー・マス(カナダ)が登場。松木氏はレース前から「かいりーますっていってね、帰らないんだよね」とダジャレを披露するなど絶好調。58秒10の世界新記録と判明した瞬間には「出たー!おう、ワールドレコード。イエーだね、すげー」と大興奮したものの、瞬時に「でもほかの選手も速かったから、レコード出たんでしょうね」と冷静に分析する余裕もみせた。
この日最後の世界新記録は、女子100メートル平泳ぎ決勝のリリー・キング(アメリカ)。ユリヤ・エフィモア(ロシア)の一騎打ちから抜け出したキングが1分4秒13の世界新記録をマークした。
サッカー以外のフィールドでも、その独特の解説で存在感を示している松木氏。今後の世界水泳の放送ではどんな名言が飛び出すのか、目が離せない。
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