松木安太郎が思わず絶叫した「世界水泳」競泳前半戦の名シーン

 「ファールだろ!」「PK!」と絶叫するなど、居酒屋解説ともいわれる独特の解説で人気を博しているサッカー解説者の松木安太郎氏。そんな松木氏がAbemaTV(アベマTV)で初めて「世界水泳」競泳の解説に挑戦している。


 とはいえ北京五輪銅メダリストの宮下純一氏やシドニー五輪出場の萩原智子氏という競泳のエキスパートが解説で、松木氏は”ゲスト解説”という立場だが、世界水泳の舞台でもその持ち味は存分に発揮されている。


 そこで今回は、松木氏が思わず叫んでしまった「世界水泳」競泳前半戦の名シーンを集めてみた。


競泳2日目、大橋悠依の銀メダル

 まず最初の絶叫シーンが、競泳2日目に訪れたトビウオジャパンの今大会初のメダル獲得の場面。女子200メートル個人メドレーの大橋悠依(東洋大)が日本新記録で銀メダルを獲得した瞬間「イエーイ」と絶叫しながら実況・解説とハイタッチ。メダル獲得に歓喜した。


競泳3日目、世界新記録ラッシュ

 男子50メートル平泳ぎの予選・準決勝に登場したイギリスのアダム・ピーティーが圧巻の泳ぎで2レース連続で世界新記録を更新。準決勝では前人未到の25秒台に突入し、松木氏もゴールの瞬間「おー!きた!また出たよ!」と絶叫。続く女子100メートル背泳ぎ決勝、女子100メートル平泳ぎ決勝でも世界新記録が誕生し、“世界新ラッシュ”の夜となった。


競泳4日目、「デッティ!デッティ!」

 この日は男子200メートルバタフライで瀬戸大也(ANA)が銅メダルを獲得。その興奮さめやらぬなか、男子800メートル自由形では松木が注目するイタリアのガブリエーレ・デッティが大活躍。ラストのデッドヒートでは「デッティ!デッティ!おーデッティ」と連呼し、デッティの金メダル獲得を後押しした。


競泳5日目、萩野公介の銀メダル

 ダブル表彰台も期待された男子200メートル個人メドレーでは、萩野公介(ブリヂストン)がアメリカのチェイス・カリシュとデッドヒート。最後の50メートル、クロールでの争いに「頑張れ!行け!」と絶叫。惜しくもカリシュには届かなかったが萩野は見事銀メダルを獲得した。

 

 男子200メートル平泳ぎでは小関也朱篤(ミキハウス)が銀メダル、渡辺一平(早大)が銅メダルとダブル表彰台を達成し、まだまだメダルラッシュが期待できるトビウオジャパン。「世界水泳」を盛り上げる松木氏のこれからの解説にも注目だ。

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