瀬戸が執念の銅メダル「メダルは取りたいと強い気持ちで泳いだ」【世界水泳】

 水泳の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)は31日、男子400メートル個人メドレーの決勝が行われ、瀬戸大也(ANA)は4分9秒14で銅メダルを獲得した。瀬戸は男子200メートルバタフライに続き、今大会2つ目のメダル。男子200メートル個人メドレーで銀メダルの萩野公介(ブリヂストン)は4分12秒65で6位。


 瀬戸はレース後「タイムが全然ともなわなかったけど、隣に負けたら絶対メダルはないと思ったので、メダルは取りたいという強い気持ちで泳いだ。結果的に3連覇は無理だったんですけど、でもこの負けというのは自分に絶対プラスになると思う。この世界水泳を経験して、世界がすごく動いているのを感じた。2年前のようにうまく金を取るってのは難しかったんですけど、でもうまくいきすぎたら天狗になってしまうと思うので、この結果を素直に受け止めて東京に向けて頑張りたいと思います」と、メダルへの執念と、東京五輪への抱負を語った。


 萩野は「正直全然勝負にもなっていないので、だけど僕は絶対強くなると信じて頑張りたいと思います。水泳は水泳だけじゃないというか、もちろん僕ひとりで泳いでいるわけじゃないですし、チームの応援だったり、たくさん応援してくださってる人がいて今の僕がいる。僕自身非常に悔しい結果ですし、たくさんの方も残念に思っているかもしれないですけど、絶対いい結果を出してまた喜んでもらえるように頑張ります」と、周囲のサポートや応援への感謝を語るとともに、次なる舞台での巻き返しを誓った。

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