野球解説者の佐野慈紀氏(49)が、若手投手に「絶対に打たれないというボールで、自信を持って勝負すればよい」と、メッセージを送った。
8月6日に行われた横浜DeNA対広島17回戦で、AbemaTV(アベマTV)の解説を務めた佐野氏は、8回に登板した横浜DeNA田中の投球ぶりに「「もっと自分の投げるボールに自信を持ってよいと思う」と語った。現在の若手投手はバッターでなくゾーンに対して勝負していると言い、「自分はここに投げれば絶対に負けないというコース、この球なら絶対に打たれないというボールというのはプロにくる投手なら誰でも持っている。そこで自信をもって勝負すればよい」と自身の勝負論を語った。
続けて佐野氏は「プロは言い訳をすることは許されない。調子が悪かった、相手が上だったは言い訳に過ぎない。特に中継ぎは毎日勝負の最中に出ていくことになる。事前に準備をしておかねばならない」と、プロとしての心構えを語った。直後に、田中が広島丸を渾身のカーブで見逃し三振に取ると、「素晴らしい球。こんなに良いものを持っているのだから、堂々と投げればよい」と、若手のこれからの成長に期待を込めた。
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