「はちみつ」が火付け役 プロ野球の応援、ネットで数字・絵文字が増加中/野球見るならAbemaTV(3)

 プロ野球のネット中継が増えるにつれて、ファンの応援にも変化が生まれている。試合中、応援する選手が登場すると、SNSなどに「○○、頑張れ!」と書き込むファンは以前から多かったが、最近では語呂合わせの数字や、選手をイメージさせる絵文字が増えている。見た目のおもしろさ、入力のしやすさから愛用されているようだ。代表的なものをピックアップしてみた。

 横浜DeNAの主催試合を中継するAbemaTVのコメント欄で、ブームの火付け役になったのは、「ハマのプーさん」こと宮崎の応援だ。ニックネームから、打席に入るとはちみつの壺の絵文字が大量に投稿される。1人で10個以上書き込む人も多く、コメント欄があっという間にオレンジ色に染まる。


 横浜DeNAで、数字で応援するといえば筒香だ。「55225(ゴーゴー筒香)」の語呂合わせで、球場にいるファンも指を2本、5本とかえて応援する。終盤に登場する守護神・山崎への「ヤスアキコール」は、登場曲に合わせて叫ぶあたりは、スタンドもコメント欄も同様だ。


 他球団の選手でも数字、絵文字などは活用されている。広島の丸であれば、ずばり「○」。阪神鳥谷であれば、鳥の絵文字が並ぶ。瞬時に思いつき、それに合うものを投稿する反応速度は、ネットユーザーならではだ。


 コメントが寄せられるのは選手だけではない。AbemaTVで解説を務める森本稀哲氏が出演する際、あと1アウトで試合終了となると、自然と「あとひちょり」コールが始まる。どんなものでもネタできる、視聴者たちのどん欲な姿勢もうかがえる。


 これらの応援は、誰かが発信したものがいつのまにか定着したものばかり。あなたが思いつきで投稿したものが、コメント欄で盛り上がり、さらには横浜スタジアムの約3万人が声をそろえて叫ぶようになる可能性も十分にある。

(C)AbemaTV

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