10月1日の横浜DeNA対広島25回戦で、「ハマの二刀流」横浜DeNAウィーランドが逆転3ランを含む3安打4打点と、自らのバットで球団史上初となる外国人投手2ケタ勝利を勝ち取った。シーズン3本塁打を全て広島戦で放つなど、ファンの“期待どおり”のバッティングを見せた。
もはや投手が自ら打点を挙げる「ジエンゴ」と呼ぶことにも疑問が起こるほどの、恐怖の8番打者だ。1回2アウト一、三塁の場面でレフト前にタイムリーを放つと、4対5と1点を追う3回2アウト二、三塁では、迷わず打席に送ったラミレス監督の期待に応え、レフト席中段に豪快な逆転3ランを叩き込んだ。中継していたAbemaTVのコメント欄でも、視聴者から「ライトのスタメンにウィーランド」「ウィーランド二刀流いけるで」とその打棒をたたえる声が多く見られた。
本職のピッチングはピリっとせず、5回10安打7失点(自責6)と苦しみ、解説を務めた評論家の斎藤明雄氏からは「(本来であれば)マウンドにいませんよ」と指摘されたが、5回で降板したにもかかわらず、打順では代打を送られずそのまま打席に入ると、センター前にこの日3本目のヒットを放った。スタジアムからも「ホームラン、ホームラン、ウィーランド!」と、野手並みの大声援。球団史上初となる外国人2ケタ勝利を挙げたが、CSでは打撃でもさらに注目となりそうだ。
(C)AbemaTV
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