横浜DeNAドラ1東、目標は10勝 石田、今永、浜口の「いいところを吸収したい」

 横浜DeNAは11月24日、横浜市内のホテルで2018年度新入団選手の記者発表会を行った。ドラフト1位指名の東克樹投手は1年目の目標として「10勝」という数字を挙げ、「石田投手、今永投手、浜口投手を合わせたようなピッチャーになりたい」と語った。

 立命館大学の東は、侍ジャパン大学代表でもエースとして優勝に貢献した左腕。170センチと小柄ながら、最速152キロを誇り、抜群の制球力と合わせ即戦力として期待されている。


 東は「自分はプロ野球界ではかなり小柄な投手だと思うので、小柄な体格でもプロでやっていけるということを証明して小さな子供たちにとって憧れの存在となれるような投手になりたい」と活躍を宣言。「11番というとてもいい背番号をいただいたので、これが横浜DeNAの顔となれるようにしっかり頑張っていきたい」と抱負を語った。


 プロの世界で対戦してみたいバッターとしては、「先輩にあたる巨人の畠さんに誰が一番すごいバッターですかと聞いたら、広島の丸選手だと言っていた。丸選手を抑えられるように頑張りたい」とセ・リーグでは広島の丸佳浩外野手を挙げた。パ・リーグでは中学時代にNOMOジャパンで一緒だった西武の森友哉捕手の名前を挙げ、「自分が成長した姿を見てもらいたい」と対戦が待ち遠しい様子だった。


 目標とする選手はヤクルトの石川雅規投手で、「小柄ながらプロで10年以上活躍されているので、自分もそのような選手になりたい」のだという。


 横浜DeNAでは石田健大、今永昇太、浜口遥大と3年連続で左腕がドラフト上位から即1軍で活躍している。これについては、「同じようなピッチャーだったら使ってもらえない。3人のピッチャーのいいところを吸収して、3人を合わせたようなピッチャーになりたい」と貪欲さを見せた。1年目の目標としては「先発の6枚目を任されるよう、10勝を目指して頑張りたい」と力強く宣言した。


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